現在のベトナムビザについて (2022/9/1 時点)

こんにちは IMSの武内です。

今回はベトナムビザについてご案内いたします。

一般的なビザで簡単にまとめます。

ベトナムビザの種類

①ビザ免除の国

➁観光ビザ(30日シングル)

③短期商用ビザ(30日シングル)

④業務ビザ

ベトナムビザ免除国

先ずは①について

現在日本国籍の方に関して15日以内の滞在はNO-VISA(ビザ無し)渡航が可能です。

日本国籍以外の国籍を調べた結果、国籍によってもお日にちが異なっていました。

ビザ免除の国 (15日間以内の滞在におけるビザ免除)

日本 韓国 フランス スウェーデン ノルウェー デンマーク ドイツ フィンランド ロシア イタリア スペイン イギリス

(14日間以内の滞在におけるビザ免除)

ブルネイ ミャンマー

(21日間以内の滞在におけるビザ免除)

フィリピン

(30日間以内の滞在におけるビザ免除)

インドネシア カンボジア シンガポール タイ マレーシア ラオス

ベラルーシ

となります。

上記の国籍に当たる方はビザを取得しなくてもよい安心感はあると思います。

ベトナム観光ビザ (30日シングル)

次に➁について

観光ビザ(30日シングル)が現在一番長く滞在できる一般的なビザになります。

最近お問い合わせに多く見られているのは観光ビザ3ヶ月(シングル及びマルチ)を申請したいとのご依頼です。

コロナ前は取得可能でしたが残念ながら現時点では発給が停止されています。観光ビザで取得可能なお日にちは最長30日(シングル)のみです。

ちなみに、弊社にて取得サポートをで承っています。

しかし、どうしても30日以上滞在したいという方はこのような流れになります。

*A⇒日本出国前に取得したビザ      B⇒2回目のビザ(隣国にて申請)

A日本出国前に観光ビザを取得⇒Aで取得した観光ビザでベトナムへ渡航⇒ベトナム滞在(30日間)Aのビザは有効期限切れる)⇒近隣の国に渡航(ベトナムから一度出国が必要)⇒Bその隣国の国でベトナム観光ビザ申請 ⇒ 許可待ち(1週間程度)⇒Bで取得した観光ビザでベトナムに再入国。

この上記の内容を繰り返す必要があります。費用と時間が大変かかるのが現状です。

そこで疑問がでてくると思います。はたして、最初ビザなしで渡航し、ベトナム滞在中に観光ビザへの切り替えはできるのか。答えは、残念ながらできません。

ビザ無し渡航で入国するか、観光ビザ(30日シングル)を事前に取得するかのどちらかの選択になります。

また、こちらも最近お問い合わせが多い、現在中国国籍の方へのビザ免除及び観光ビザ(30日シングル)についてですが、残念ながら、現在ベトナム政府の意向により、発給が停止されております。ご了承下さい。

ベトナム短期商用ビザ (30日シングル)

③について

短期商用ビザ(30日シングル)は観光ビザ(30日シングル)と同じ日数ですが

名前の通り、観光ではなく商用でベトナムへ渡航したりするときのビザになります。

こちらのビザにはベトナムでの現地法人の社名と住所を短期商用ビザに記載することが出来ます。(特に記載は無くても良い)基本的には観光ビザ(30日シングル)を申請できる国が対象にはなり、こちらも弊社でサポートが可能です。

ベトナム業務ビザ (3か月)

最後に④について

業務ビザは最長3ヶ月の滞在ができます。しかし、業務ビザ取得には様々な書類と確認が必要になります。

ご自身を受け入れていただけるベトナムでの現地法人のIRC(投資登録証明書)ERC(企業登録証明書)が必要になります。ご依頼いただける方の状況によって必要な書類が異なり、ご料金も異なってきます。

余談ですが、オーバーステイ

15日以内の滞在はビザ免除で渡航できると冒頭で申しあげましたが、ビザ無し渡航をした際、コロナにかかってしまうケースが最近みうけられます。陰性になるまでベトナムに滞在する必要があるので、オーバーステイになってしまいます。

従って声を大にして申し上げたいのが、いくら、少しの滞在だとしても観光ビザ(30日シングル)の取得をお勧めいたします。

事情が事情でもオーバーステイになるので仮になんらかの形でベトナムを出国できたとしても、次回ベトナムに入国する際にスムースに入国できるか保証ができません。

いかがでしたでしょうか。

現在申請可能な一般的なビザについて少しは理解できましたでしょうか。

ベトナムのビザにつきましては日々新着情報がありますので、在ベトナム領事・大使館のWEBサイトとあわせて確認が必要になってきます。