現在のベトナムの状況について

前回のブログでご案内していました9月6日㈪までの首相指示16号は想定通り2週間延長となり、21日まではハノイの感染者が減少傾向なるもより厳しい制限(通勤時の通行証徹底、住宅街入口にゲートを作っての入場制限、買い物券発行等々)が行われていたようです。

その中で弊社のベトナムハノイオフィスが入居するVIT Tower他のビル は営業許可されておりましたが、弊社社員も通行証が発行されないなどで、出社ができないような状況が続いておりました。21日よりは、通行証が不要になりベトナム人社員の出社もできるようになりましたが、政府指示では出社人数を通常の50%とし、ソーシャルディスタンスを取るよう指示でておりますが厳密には適用されていないようです。今まで許可されていなかった理容室の営業も始まり、飲食店の配達もできるようになりました。但し、店内飲食、公共交通機関(バス、タクシー、バイクタクシー)の運行の停止と、省をまたぐ移動制限、生活に必須でない業種の制限は続いておりました。バイク等の移動のできない多くの日本人駐在員は引続き自由な移動ができず、当地での業務に支障がでているようです。 

なお、10月28日の新たな政府指示では、人数制限はあるものの屋外スポーツ(ジョギングや散歩を含)とショッピングモールの営業が再開されました。

ハノイでは、先週22日以降の新規感染者が一桁で続いており(それ以前も50人以下が2週間以上)で、ここ1カ月の規制はやり過ぎ感があるように思われます。一方で南部のホーチミン周辺では新規感染者が1日5千人以上の日が続き、9月15日に収束させるという政府の目標は達成できず、最近ではWithコロナへ方針を転換するようです。 

今後10月以降どうなるか不安ですが、ワクチンもかなりのスピード感で接種が進められており接種率は上昇しております。個人的には9月が山場で、ここからは少しずつ平時へ戻って行くことを期待したいと願うばかりです。

弊社では、ベトナムへのコロナ禍の特別入国手続きとはじめ、労働許可書、TRCの申請代行サービスを提供しておりますので、一連の手続きでお困りの際には、是非お気軽にご相談ください。