ベトナム公安省出入国管理局は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりベトナム国内で足止めとなっている外国人に対する一時滞在許可を、これまでの7月31日から8月31日までへと延長すると発表しました。
対象となるのは、3月1日以降に以下のビザのいずれかで入国した全ての外国人だとされます。
・ ビザ免除措置
・ E-Visa(電子ビザ)
・ 観光ビザ
対象の外国人は、8月31日までであれば特別な手続きなどをせずとも、ベトナムを出国することができます。
それ以前にベトナムへ入国した外国人については、新型コロナが理由でベトナムを出国できないことを証明し、当該外交機関の認証を受けた書類(ベトナム語訳付き)を提出するか、新型コロナにより隔離や治療を受けた旨もしくはその他不可抗力の理由を証明するベトナム当局発行の書類を提出すれば、同じく8月31日まで滞在期限を延長することが可能です。
また、延長措置対象の全ての外国人は、滞在場所の報告と健康状態の申告を行うよう要請されています。
ダナン市では、現在社会隔離措置が講じられており、少なくとも今月11日まで、同市の出入国管理局が一時的に閉鎖されています。
ベトナム公安省出入国管理局は、ダナンの出入国管理局の閉鎖期間中に期限が切れるビザを所持している外国人に対し、オーバーステイと見なさないとするとしました。
なお、出入国管理局は電話番号<北部:(84-24) 3938 7320>または<南部:(84-28) 3920 0365>でこの措置に関する問い合わせを受け付けています。