日本からベトナムへのビジネス渡航再開

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策としてベトナム及び日本政府による渡航及び入国制限措置が続いている中、日本からベトナムへのフライトは6月25日から27日まで営業を再開することが許可されることを、日本の茂木利光外相は記者会見で発表しました。
3日間で約440人のビジネス関係者が乗船するチャーター便が予定されています。チャーター便は在ベトナム日本商工会議所が手配しています。
今回の渡航者はベトナム入国時に感染の有無を調べるPCR検査を受け、現地のホテルで2週間隔離されます。帰国時は活動計画書の提出などを条件に2週間の行動制限を緩和することになります。

日本政府は、感染状況が落ち着いている国のビジネス関係者などを対象に段階的に相互に入国を認める方針で、6月19日、ベトナムと相互に制限を緩和することで合意しました.

本日25日は、合意後初めて、日本のビジネス関係者などが搭乗する臨時便が、成田空港からベトナムに向けて運航することになり、150人が、航空会社から配布された感染防止のためのガウンやマスクなどを身に着けて機内に乗り込みました。
日本時間の午後4時すぎ、首都ハノイから150キロ余り離れたベトナム北東部のバンドン空港に到着しました。入国後にPCR検査を受けてホテルで14日間の隔離が求められています。

日本外務省によりますと、入国制限の緩和に伴うベトナムのビジネス関係者や技能実習生などの日本への入国については、できるだけ早い時期に開始する方向で調整しているということです。