2020年度、売上高が2,000億ドン未満の企業の法人所得税を30%減

   こんにちは。行政書士法人IMSのTuanでございます。

 国会2020/6/19日、2020年度の法人税(TNDN)を減額することを決定し、決議を442/446の賛成多数で採択した。売上高が2000億ドン(約9億2000万円)未満の企業の法人税を30%減額することを決定しました。

  国会常務委員会により、減税措置に対象となる零細企業および中小企業は2020年度の総売上高が2000億ドンを超えないもの、新型コロナウイルスの影響で困難な状況により、中小企業の支援に関する法律の規定に基づく減税特例対象になる業界は農業、林業、漁業、産業、建設業、商業及びサービス業です。

財政省の計画案では、減額の対象を「2020年の総売上高が30億VND(約1400万円)以下で、社会保険に加入する労働者数が10人以下の零細企業」、及び「2020年の総売上高が500億VND(約2億3000万円)以下で、社会保険に加入する労働者数が100人以下の小企業」としていました。この免除・削減対策により、約70万社(全国の企業総数の約93%を占める)は措置の対象となります。

決議は署名日から45日で発効し、2020年の課税期間に適用されます。

 法人税の免除・削減対策は、ベトナム国内の零細企業及び中小企業の生産とビジネスなどをすぐに回復するのに役立ちますと思われます。