ベトナム ホーチミン市、外国人専門家の入国手順を明らかにした

6⽉3⽇現在、WHOにより、ベトナムの新型コロナウイルスの感染者は328名と発表されています。
5⽉25⽇、ベトナム政府は⽇本など80ヶ国を電⼦ビザ発給対象国と指定する政府決議を公布しました。この決議は7⽉1⽇より施⾏されます。
3⽉18⽇より現在に⾄るまで、ベトナムは外国⼈の⼊国禁⽌措置をとっていますが、世界に先駆けて⽇常を取り戻しつつあるという現状を踏まえて、海外からの観光客を受け⼊れる準備を始める模様です。

ベトナム・ホーチミン市保健局はこのほど、外国人専門家などがベトナムに入国する際の手続きや手順の概要を明らかにしました。市内の企業多数から、ビジネス目的で入国する外国人の専門家(投資家や企業管理者、エンジニア、高技能労働者など)の入国への支援を求める声が上がっていることがあります。
保健局は労働・傷病軍人・社会事業局や内務局、関連部局に対し、提出された入国希望の外国人専門家リストを審査し、市人民委員会の決定を助言してから公安省出入国管理局に送付されます。

ベトナムに入国を許可された外国人専門家の医療隔離措置については、14日間の集中隔離措置を受けることになります。市の集中隔離地区内のホテルやリゾート施設に宿泊する場合に料金を徴収します。同地区内の別の宿泊施設は無料です。

ホーチミン市国際医療検疫センターと同市疾病管理センターが、専門家を空港から隔離施設に搬送し、疾病管理センターがPCR検査を受け持ちます。隔離施設に14日間集中隔離期間を終えた後、さらに自宅で14日間の隔離措置が適用され、期間中には地元保健当局による経過観察を受けることになります。