ハノイは2045年までに東アジアの中心地に

フック首相は、6月27日に開かれた投資協力会議「ハノイ2020」で2045年までにハノイは東アジアの政治、経済および文化の中心都市へ成長するに違いないとの見解を述べました。


「ハノイ2020 – 投資協力と開発」は、ハノイ市の新型コロナウイルス終息後の経済回復と開発の促進を目的として開かれました。
会議の冒頭で、ハノイ市共産党委員会書記に就任しているブオン・ディン・フエ副首相は、「ハノイ市内における総生産は、ベトナム国内総生産の1.3倍の速さで成長しており、今年度の歳入予算目標額は285兆ドン(約1兆3000億円)だ。この会議は、ハノイ市がそのような社会経済的効果を最大限に発揮することを目指し、行政改革とビジネス環境・競争力の改善強化を押し進めることを見据えている。」と発表しました。

フック首相は、ハノイ市当局はすべての経済分野と向き合い、各分野が発展するために最適な環境を創出したと称し、ハノイは多額の外国投資と巨大プロジェクトから注目されていると述べました。

さらにフック首相は、ハノイがベトナムだけでなく、東南アジアの政治、経済、文化の中心地の1つになるべきであり、2045年までには東アジアのハブ都市の1つとなるとの見解を述べました。

現時点でのハノイの目標は、ベトナム国内の他の地域と競争するのではなく、バンコク、ジャカルタ、上海、マニラなどの国外の都市と競争していくことだとフック首相は付け加えました。